旅行すると必ず太る

旅とかご飯とかの日常の記録

食べたものメモ

・くじらのたれ

房総の郷土食、鯨肉をタレに漬け込み乾燥させ干物にしたもの。

要加熱で焼いて食べるタイプと非加熱でそのまま食べられるタイプがあり、めんどくさがりなので後者をチョイス。

一口目でなんとも言えない風味が広がる。よくある鯨臭さというより、植物のものに近い印象。漢方薬に青臭さを足した感じ?言語化が得意では無いので何と表現していいかわからないが、夫も癖があると言っていたので人を選ぶのだろう。ちょっと私にはキツい。そのまましばらく噛んでいると風味が消えて味の濃いジャーキーを食べている感じになった。醤油ベースの味でまあまあイケるが、最初のひと噛みはやはりキツい。

パッケージでは辛子マヨネーズをつけるのがおすすめされていた。ちょうと辛子が切れていたのでマヨネーズだけつけてみたら、ひと噛み目の苦手な風味が驚くほど消えた。試しに七味マヨネーズをつけたがしっくりこなかったので、これは辛子マヨネーズがベストだと思う。癖も含めて日本酒に合いそう。

 

 

・モノプリ ピーカンナッツチョコ

フランスのピーカンナッツ入り板チョコ。おつとめ品として値引きされて300円になっていた。値引き前は500円弱ぐらい。食べたことのない輸入菓子が値引きされているとついつい買っちゃう。

見た目よりずっしりとしている。甘めのミルクチョコの中に砕かれてキャラメリゼされたピーカンナッツがたくさん入っている。チョコはアメリカの物ほどではないけどやっぱり海外のやつ〜!と言った風味(おわかりいただけるであろうか)で、キャラメリゼがザクザクとして美味しい。ひとかけが全体の1/8で結構デカいので食べ応えがある。これはまた買いたい。

ほんとビリヤニを食べてきた

※この記事は2018年6月当時に書いたものをお引越ししてきました。

 

最近ツイッターでよく見かける、高円寺のネパール料理店「サラムナマステ」さんの「ほんとビリヤニ 」。
ネパール人の方が本場の製法で作ってくれるビリヤニで、大変美味しいらしい。
見るからに美味しそうで気になって気になって仕方がなくなったので、せっかく時間がある専業主婦の身だし!と高円寺まで行くことにした。

家から出ると外は快晴、気温も高すぎず過ごしやすい。
これはまさしく、ビリヤニ日和というやつではないか?
などと適当な事を考えながら駅に向かい電車に乗る。
我が家は埼玉。高円寺までは1時間以上かかるが、美味しいご飯のためならなんのその。元々ご飯目当てで外出する事などザラである。いわんや夫をや。
ビリヤニが提供されるのは13時からなので、それに合わせて到着。駅から近くてアクセスも良い。
しかし

ドアを開けたら満席

あれ?おかしいな?まだ13時5分ぐらいだよね?今日平日だよ?
ビリヤニ人気恐るべし。マジでみんなビリヤニ食べてる。
1人で来ていた方が相席を申し出てくれて、運良く食べられることになった。相席の方は昨日に電話予約をしていたそうで、こちらもツイッター経由で来たそうだ。やはり飯テロ画像には逆らえない。

ビリヤニは日替わりで、この日はチキンビリヤニと野菜ビリヤニ。チキンビリヤニとマンゴーラッシーを注文、すでに炊いてあるせいかあっという間に来た。

画像1

でかい!そしてでかい!

量が多いとは聞いていたが、予想よりもすごいボリュームである。
一口食べると、カレーのようなスパイスの香りが広がる。美味しい。見た目ほど味も濃くないし、バスマティライスはしっとりとしているのにパラパラと軽い。
スパイスがめちゃくちゃ効いているのにそれほど辛くない。ただしスパイス効果なのか汗は出る。
混ざり具合にムラがあり、食べる所によって味の変化があるのも面白い。ところどころ混ざっているフライドオニオンとの組み合わせがとても良い。当たると宝を掘り当てた気分になる。

そのまま米を掘り進めるとチキンが出てきた。これも骨付きででかい。が、スプーンで突くと簡単に肉が骨から離れる柔らかさで、タンドリーチキンのような味がする。美味しい。ほぐしてご飯に混ぜて食べたら最高だった。

ビリヤニの中には炊き込む際に入れたスパイスがそのまま入っているため、シナモンの棒やローリエの葉などがゴロゴロ出てくる。私はスパイスをそのまま食べてしまうとギェッとなる人なので、ご飯の塊を少し崩してスパイスを発掘、端に寄せてから食べていた。スパイス大好きな方なら、一緒に食べると更に美味しいかもしれない。

付け合わせのライタをかけて食べると美味しい、とお店の方がおススメしてくれた。ライタ自体はヨーグルト味、茶色のふわふわしたものが入っていて少し甘くて美味しい。これめちゃくちゃ好き。これだけおやつに食べたい。
ご飯にかけると、少し優しい味になってこれまた美味しかった。
ラッシーも甘すぎず、食後に飲むとスパイスでざわついた口が落ち着いた。

ところでこのビリヤニ、やっぱりでかい。
相席の方とひぃひぃ言いながら、しかし楽しく食べたが、体格の割に食い過ぎと評される私でもお腹がいっぱいで苦しい。
だが心配いらない。残ってしまったビリヤニは持ち帰り可能。少食のおひとりさまでも安心である。

夜勤明けで寝ている旦那用にチキンビリヤニをテイクアウト。帰路に着いたが、まだビリヤニがお腹の中で主張をしてくる。あの味が忘れられない!と言うほどではないが、ビリヤニは美味しかったし、コロコロと味が変わり面白かった。
他のネパール料理も美味しそうで食べたかった。特にネパール式小籠包のモモ、あれは何処かで必ず挑みたい。絶対美味い。

サラムナマステさん、近くに姉妹店のマサラダルバールさんがあり、そちらでもビリヤニを出しているとか。基本同じメニューで比較的空いているそうなので、ビリヤニが恋しくなったらそちらに行くのもアリだ。キーマカレーラーメンという変わり種が気になる。こちらも絶対美味い。

 

ところで、テイクアウトしたビリヤニがこちら。

画像2

もちろん店で出てきたものと同じサイズ。やっぱりでかい。
私の2倍は食べる旦那も、これ1つで満足。
満足しすぎて夫婦共々お腹が空かず、晩御飯は食べられなかった。